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日本語版VOCALOID(特に寒色兄妹)好きな 中途半端な絵描き&文字書きの徒然日記
2024 . 04
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    たまにはVOCALOIDを使っている『人間』も書いてみようと思った ←

    この話はフィクションであり、
    実在のP様、曲、その他全ての存在とは関係ありません。

    「俺」の発言内に、一部不快に感じられる内容があるかと思いますが、
    これはいわゆる「冷静に批判する俺カッコイイ!」状態です。
    第三者から見れば、「俺」自身、どっぷりオタクでどっぷりボカロ廃です。
    ある種のツンデレ表現と思ってご笑覧下さるとありがたいです。


    ボーカロイドが恋を語る話



    「ヤバイ。…生まれて初めて女に惚れた。」

    あまりに思い詰めた顔と、放たれた言葉の内容差に俺は思わず吹き出した。
    いつもの眠い授業の後、いきなり「相談があるんだ」と縋ってきた悪友。
    その余りの剣幕に、ちょっと本気で心配したってのに…なんだそりゃ。
    生まれて初めてとかかっこつけてんじゃねぇよ。声もかけられず、
    チラ見してたり、こっそりおかずにしてた女がどれだけ居るんだか。
    そうそう。この間だって、テニス部の小林が先輩と並んで歩いてたの見て、
    盛大にため息ついてたのは何処の誰だよ…
    と、そんな俺の心の声が聞こえたわけでも無かろうに、
    奴はこっちをジロリとにらみ付けてきた。
    「今回は、本気なんだよ!!」

    はいはい。恋に恋しちゃうお年頃なんですねーわかりますー
    「で?誰よ。」
    「…ほ、本人とか、誰かに言うなよ?」
    付き合いで聞いてやったってのに、突然声のトーンが落ちてもじもじし始めた。
    なにかにつけてめんどくせぇなコイツ

    「…美術部の…平井。」
    「また渋いところ狙ったな。」
    思わず口にしたのは素直な感想。
    美術部といや、うちの唯一の文化系部活で、平井はそこの副部長とかだったな
    生徒全員が何かしらの部活に強制加入させられるうちの学校で、
    思いっきり幽霊部員の巣窟化してる美術部を何とか切り盛りしてる
    真面目ちゃんだってんで、まぁそこそこ有名な女だ。
    顔はまぁ悪くはないって言うか…地味?制服とかも真面目に着てるし…
    あ、でも胸は妙にデカイよな…そうか、小林といいコイツおっぱい星人か

    「で、告ったら振られたと。」
    「振られてねぇっ!!てかそもそも告ってねぇし!!」
    そうか告っても居ないのか。 本格的に面倒くせぇ奴だな。

    「ほ、ほら、平井って、なんか、おとなしい感じじゃねぇか。
    そんな奴にいきなり告ったって、ビビらせちゃうかなーって…」
    いきなり、自己弁護始めるあたりがどうしようもないし。しかも、
    おとなしい感じって、お前は彼女何を知ってるんだ?…いや、俺も知らんが。
    まぁ此所は、「おとなしい感じの女に限って、案外ハデに遊んでるんだぜ?」とか
    まぁ不用意なことは言わない方が良いだろな。コイツ、目がマジだし。

    「で?お前は俺に何を相談したいんだ?メアドでも聴いてくりゃいいのか?
    それともラブレターでも書くから渡せって?」
    「それなんだよ!!」
    よくぞ聴いてくれたとばかりに、ばしばしと俺の腕を叩き出したぞ…
    訂正。コイツ面倒くさいんじゃない。コイツウゼェ。

    「なんか、色々考えたんだけどさ。俺、絶望的に字がきたねぇんだ。」
    「ああ。貴様にノート借りて単語テストで0点取ったのは忘れねぇよ。」
    「それはお前が悪いんだろ!!…で、メールにしたって、その…
    何かいていいのかわからねぇし…」
    「…『お前がすきだー。つきあってくれー(はぁと)』とでも書いとけよ」
    「そんなかっこ悪りぃメールだせるか!!幻滅されたらどうすんだよ!」
    幻滅も何も、まずお前の存在が彼女の眼中に入ってないとは思うが…
    要するに、アレだな。コイツ、格好つけた告白がしてぇと。…死ねよ。
    無視してさっさと話題を打ち切ろうにも、そう簡単に目前の恐い顔の
    オニーサンは消えてくれそうにない…
    どうしたもんかと考えて、俺はふと、あることを思い出した。
    「そういや、お前。「初音ミク」持ってんだろ?」
    「…ああ、ちょっと喋らせたりはしてるけどな、マスターダイスキ!とか?とか?
    でもアレ結構むずかしくってさー、歌とか全然歌わせたことねぇや!
    で、ミクがどうしたって?」

    …キメェ。だからお前彼女出来ねえんだよ。
    思わず浮かんだ感想はとりあえず飲み込んでおいて、俺は話を進めた。
    「いや…彼女、美術部の展示でボーカロイドの絵書いてたからさ」
    「マジで!?平井ってボカロ知ってんの!?」
    あー、やっぱり目を輝かせて食いついてきたな。このミク廃が。
    ま、こないだの文化祭展示で見かけたのはミクじゃなくてやたらキラキラした
    青いのとレンだったけどな。まぁ実際、今の美術部腐女子の巣窟みたいだし?
    ニコ厨なミク廃と腐なら釣り合いとれてていいんじゃね?俺は断固拒否だけど。

    「…ああ。なんかミク好きっぽいし、そこらへんから話しかけて…」
    「おおおおお!サンキュ!!やっぱお前に相談して良かったぜぇぇぇ!!」
    俺の言葉を遮って、奴はやたら嬉しそうに俺の手を握りぶんぶんと振りやがる。
    こいつなりの感謝の表現らしいが、正直テンションがついていかねぇ…
    てか、周りが変な目でみてんじゃねぇか!!おい!やめろ!!!!



    それから2日ほど過ぎた頃、奴はやたらテンション高く俺の机にやってきた。

    半分無視を決め込んでいる俺の態度など気にかけもせず、
    奴は俺の前に座ると、満面の笑みで傷だらけのMP3プレーヤーを差出し…
    「渾身の作なんだぜ!!」とのたまう。

    「…お前のことが好きだー!とか、言わせたのか?」
    「そんな歌ニコニコに上げられるかよ!」
    「…ニコニコに上げたのかよ」
    「渾身の作だからな!!!!もうやばいぜ!!!!俺最高!!!」

    渾身の作ねぇ…と、試しにイヤホンを耳に突っ込んで…俺は凍り付く
    キーボードでさくっと作られたような軽い感じの伴奏は、いいだろう。
    飽きっぽいコイツだが、妙に曲のセンスはいいんだよな。
    貸してやるって持ってきたアルバムとかにハズレはないし、
    2日でここまでってのは正直ちょっと才能があるんじゃないかと思う。
    いや、俺作曲とかしたことないからわかんねぇけど。
    そしてその音にあわせて、なんか妙に間延びした声でミクが歌っているのも…
    まぁ…いいだろう。ニコに上げるレベルかどうかはともかく、
    本来の目的からすれば、内容が聞き取れりゃそれでいいんだ。
    2日だしな。2日。
    だが、問題は…この歌詞だ。

    「僕とキミとのディスティニー」「聴かせてキミのポエム☆」(一部抜粋)

    …いや、これはない。これはない。(笑)とかそんなチャチなレベルじゃねぇ
    さすがにねぇよ、この歌詞は。素直にラブレターでも書いてて下さい。
    …いや、そうするとますます痛くなるのか?これ以上痛いってどんなんだ?
    俺、ミクにメチャクチャ感情移入しちゃってるオタク達の気持ちとか
    わかんねーし、キメェからわかりたくもないんだけど、これはちょっと…
    「ミクがかわいそうじゃね?」とか思っちゃうわ。さすがの俺も

    そんな、あまりの出来に絶句する俺の横では
    この『究極厨二音楽』を作り上げた本人が幸せそうに笑っていやがる。
    この2日寝てたか?徹夜してぶっ壊れてんじゃないだろなと疑うほどに、
    奴の笑顔は幸せに満ちていて…

    「でさ~、お前にちょっと頼みがあるんだ~」
    「…なんだよ」
    へらへらとだらしねぇ奴の笑顔に、何とはなく嫌な予感を感じ取って
    俺は思わず後ずさる…
    が、俺が動くよりも先に、アイツが俺の腕をガッチリつかんできた。

    「このメモを…平井に渡して欲しいんだ。」
    握ってた手を無理矢理開かされ、そに押しこまれたのは…折りたたまれた紙。
    「…ラブレターか?」
    「違うって!!この歌が上がってるニコニコのアドレスだよ!!
    俺が作った歌で、感想が欲しい!って…その…平井に伝えて欲しいんだ」

    奴の言った内容を頭で何回か反芻して、ようやくその意味を理解できた俺は
    その面倒さと、理不尽さと、何よりコイツのウザさに呆れかえってしまった。
    「あのな…このくらい自分で渡せよ。」
    「ばっか!恥ずかしいじゃねぇか!!ナルシーとか思われたらどうすんだよ」
    この歌の内容だけで十分自己陶酔してて、自意識過剰だよ。ばーか。と、
    思わず口にしそうになるのを必死に抑え、俺はメモをまじまじと見つめる。
    ちぎられたノートの切れ端には…殴り書きのように記された数字の羅列
    …アイツ、本気で好かれる気があるのか?俺を巻き込んだ壮大なネタなのか?
    突き返そうにも、アイツは俺の前から風のような早さで居なくなり…
    …廊下の隅で身体半分隠したような微妙な体制でこっちを睨んでいる。

    こうなりゃしかたない。俺は巻き込まれただけなんだ。
    俺はそう言い聞かせ、窓際の席で移動教室の準備をする彼女の肩を叩いた。
    「おい。」
    突然肩を叩かれて驚いたのか、平井は目をまん丸くして…
    そしてすぐに不審そうに、こちらをにらみ付けてくる。
    「…なによ」
    なんとゆーかとげとげしい声。あぁ、もう、そんな睨むなよ。
    俺だって頼まれてるだけだってのに、なんでこう女って面倒なんだよ
    周りにいる別の女も、これ見よがしにひそひそ話始めてんなよ
    俺は無関係なんだよ。まきこまれただけなんだよ!

    「あー、これ。遠藤が作った歌なんだと。見て感想くれってさ」
    「なんで?」
    きたねぇメモを無理矢理渡された彼女が、不審度100%で俺に聞き返す。
    まぁ、そりゃそうだよな。俺だってこんな得体の知れねぇ動画アドレス
    いきなり渡されて見てみろなんて言われたら、ぜってえ見ねえもん。
    釣りかグロかがいいとこだろ?へたすりゃブラクラ仕組まれてるって…
    でもまぁ、俺はこのメモ渡せとしか言われてねえし。
    いちいち恋のキューピッド的なことなんかやってらんねぇし…
    「しらねぇ。見りゃわかんじゃねぇの?」

    それだけいって、俺は彼女の前から早足で…逃げた。
    正味1分もかかんなかったろうけど、正直今日一日分の忍耐は使い果たした。
    背後では何を勘違いしたんだか女どものキャーキャー声が聞こえる。ウゼェ。
    そして俺の目前では、テンションマックスで俺を迎えようとする奴が見える…

    気付けば、俺は笑顔で飛び込んでくるボディに、全力で拳を叩き込んでいた。


    それから、さらに3週間ぐらいが過ぎたとき、俺は、突然奴に呼び出された。

    休日の朝。
    部活もないし、暇なの誘ってカラオケでも行こうかとか考えてた矢先のことだ。
    いつも文面にどーでもいいことばかり羅列する奴にしては珍しく、
    妙に簡潔に「駅前のマックに来てくれ」とだけ書かれたメールが届いたので
    俺はチャリにのって、わざわざ来てやった。というわけだ。
    何も頼まず席に行くのも気が引けるし、とりあえずコーラとポテトを頼んで
    店内を見回すと、店の隅にやたら重苦しい空気を引きずってたたずむ奴が居た。

    「なにがあった?って…まぁ、何となく予想はつくんだが…」
    ポテトがのったトレーを片手に、俺は奴に近づいた。
    周囲に他の客の姿はない。どうやらみんな奴を避けて座っているらしい。
    当たり前だ。俺だってこれが他人だったら、わざわざ近くには座らねぇよ

    声をかけて、ようやく俺が来たことを認識したのか、
    奴はうつろな表情のままそっと自分の携帯を俺の方へと差し出した。
    画面に映っているのは…ニコ動か?
    「ケータイでニコニコとか、お前どんだけニコ厨なんだよ。」
    軽口を叩いて受け取って…とりあえず、再生ボタンを押してみる。
    …って、おお、携帯版って見るにはボタン連打するのか?めんどくせぇな…
    てか、これ料金コイツ持ちだよな。定額だろうとは思うけど…いいのか?
    まぁ、あっちが出してきたんだし、後で金払えとかは言わねぇとおもうけど…

    画面の指示に従っているうちに現れた、絵と携帯のスピーカーから流れ出した
    割れてはいるものの、やけにテクノチックな前奏。
    …そして、派手な音楽に合わせて、妙にトゲトゲしたあの、ボカロ特有の声が
    流れてきたところで、俺は固まった。

    「…この曲…まさか…」

    なんというか、このメロディーラインは何処かで聴いたことがある。
    そして、背景の絵も、何処かで見たことがある。

    そう、このやけに豪華にアレンジされた曲は目の前のコイツが作った曲だ。
    そして、背景に使われてる、ぶっちゃけ腐女子好みなレンの絵は
    前に美術部の展示の中で見た、彼女の絵にそっくりだ。
    だが…これはコイツがニコ動に上げた動画ではない。

    派手に切り替わる絵。テクノっぽく編曲された音楽。
    あの、聞くだけでこっぱずかしくなる歌詞は、まぁ聴ける感じに
    変えられてるし。…なにより、これ、歌ってんのレンじゃねぇ?
    疑問に思った俺が携帯から顔を上げ、奴を見ると
    何というか、今にも泣き出しそうな情けない顔がこちらを向いていた。
    俺が疑問に思った内容は、顔を見て察したのだろう。奴は震えた声で言った。

    「…平井が…平井が…ニコでP名もらってる総合Pだったなんて…」

    俺は、再び視線を携帯へと戻した。
    タグを見れば、前にレンの曲で見かけたPの名前がロックされ、
    流れるコメントは、「かっこいい!」だの「レンキュンは俺の嫁」だの、
    痛々しいながらも肯定的なコメントばかり。
    再生数はそこそこ伸びてるようだし、マイリスも順調のようだ。

    そして投稿者コメントの「お借りしました!」というコメントの横には、
    奴の動画なのだろう。動画の直通アドレスが張られている。
    ふと、思い立ってそのアドレスをクリックして…

    …俺はいたたまれなくなって、画面を元に戻していた。

    「あー…そうだ、平井からは、連絡来たのか?」
    「…一応…」
    のろのろと伸びてきた奴の手には、ピンク色の可愛い便せんが握られている。
    ここまでの流れがなきゃ、告白成功?とテンション上げる気にもなるんだが…

    便せんを開くと……黒のボールペンでみっちりと『ダメだし』が書いてあった。

    私が動画上げてるとかどこで聞いたの?…で始まった文章は、
    自分はリンレンしか持ってないからどこまでミクの調教に当てはまるか
    わからないけど、という断り書きが続き、
    やがて、デュレーションだのギャップだの、意味のわからない単語の羅列が
    過ぎた後、ようやく漢字が戻って来て…

    「メロディー自体は悪くないから、もっと調教を丁寧にして、絵とかにも
    こだわって、『馬鹿げた歌詞』を変えればマシになるし、『ネタ曲』作るなら、
    もっと突き抜けたら?って書いてある…な」

    おそらく、彼女はあの動画を見て、「初心者が、自作した動画について
    有名Pである自分の意見を聴きたがっている」と言う意味にとったのだろう。
    そして彼女は、そんな2日で出来た厨二丸出しの初心者動画について、
    ボカロの調教法とやらを一から説明し、その歌詞を馬鹿げていると酷評した…
    …というか、まぁ、アレを「馬鹿」や「ネタ」という表現に留めたあたり、
    彼女なりに相当気は遣ったんだとは思うが…
    そして、自分だったらこういう表現もやっちゃうぞー!と
    わざわざ曲をリミックスした動画まで作って、ニコにアップした…と。

    …その酷評した歌詞が、一番伝えたいことだったなんて、思うはずもなく…

    ふと、気になって彼女の動画から繋がるオススメ動画を見れば、
    『痛曲をリミックスする祭』なる祭りが進行している…
    何人かのP達が、おもしろがって奴の曲をリミックスして遊んでいるらしい。
    まぁ、知らずに聞けば、ただの厨二な歌詞のネタ曲だ。いじって遊ぶには
    楽しい素材には違いない。知らずに聞けば…だが。

    「…俺、向いてねぇのかなぁ…」
    油っぽい机上に構わず、奴は机に突っ伏し、そしてうめくように呟いた。
    何に?表現者に?とは、余りに可哀想なので言わないでおいてやる。

    「ポテトやるよ…冷めてるけど。」
    赤い厚紙の外にまで油がしみ出したポテトを差し出しても、
    奴はうつむいたまま、無言で小さく首を振るだけだ。
    まぁ、仕方ない。今、この瞬間にも、ニコ動では彼女の曲には信者コメが付き、
    コイツの曲はボロクソにこき下ろされ、いじられているのだ…

    「素直に告っときゃよかったな…」
    ぼそりと言った俺の声に応えるように、奴が大きく鼻をすすった。


    めでたしめでた…し?

    これはボカロSSなのか…(汗)
    ふと思いついた話。こんなのもまぁありかなと。
    マスターの恋をボカロが歌って伝えてハッピーエンドとか
    二次創作じゃ王道なんだけど。どうしてこうなった。

    繰り返しますが、この話はフィクションであり、
    実在のP様、曲、その他全ての存在とは関係ありません。

    原型のない元ネタは江戸川乱歩の「算盤が恋を語る話」
    登場人物の名前も乱歩作品及び先生ご本人からお借りしました。
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